上がったら直ぐ利益確定、下がっても直ぐ損切り。この手法で勝てる?

デイトレードをする際に

買って、上がったら直ぐに売る

という戦法があります。

上がったと思ったら直ぐ利益確定!

この方法を本で読んだことがありますが、この、

上がったら直ぐに売るという方法は、

下がったらどうすんねん!?

結局下がっても、直ぐに売らなきゃダメじゃん。

「上がって直ぐ売る」よりも早く「下がったら直ぐ売る。」を厳しく行っていかないと勝てないですよね。

でも、

下がった時こそ売れないんです。

はたして、この方法で利益を積み上げるにはどうしたら良いのでしょうか?

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買い値より上がったら直ぐに利益確定して資産を増やすためにやること。

買い値より上がったら直ぐに利益確定して利益を増やしていくには、

頭の中をきちんと整理整頓しなければいけません。

ノーマルなマインドでは煩悩に負ける

頭の中を整理する

とは、

煩悩に操られない

ということです。

上がったら直ぐ売るのは、できても、

買い値より下がった瞬間に、サッと損切りすることは、煩悩にあなたが操られている状態では、なかなかできないからです。

煩悩とは、無意識の「欲望」から来る「希望的観測」です。

この「希望的観測」が、一瞬の判断を遅らせてしまいます。

だから、上がったら直ぐ利益確定する戦術は難しいといえます。

速い決断を求められるデイトレードほど、顕著に表れるでしょう。

あなたは、煩悩に操られていませんか?

泣け無しの資金でトレードしている人ほど、煩悩が揺れ動き易いですよね。

本当は、そんな人ほど冷静に機械的に取り引きしなければいけないのですが、なかなか…。

煩悩に操られずにトレードするには

「煩悩」とは、脳科学的に言い換えれば「情動中枢」の反応です。

より動物的な反応と言えます。

損をした時は、自分の肉体の一部を失うような感覚になりますから、「情動反応」が邪魔して、サッと売れないんです。

情動に邪魔されずトレードするには、

  • 全額無くなってもいい金額でトレードする
  • ゲームと割り切って趣味として行う
  • 買ったらそのまま株価が上昇するポイントをひたすら勉強する
  • 煩悩に操られないための訓練をする

全額無くなってもいい金額でトレードする

無くなってもいい資金内でトレードすれば、買い値より下がった時のストレスは軽減されます。

そうすると、気持ちが軽くなり、損切りしやすくなります。

無くなってもいい資金なので、上がった時も、利益確定したい願望(煩悩)も抑えられます。

ゲームと割り切って趣味として行う

大人のギャンブルと違って、子供達のゲームは楽しむためだけにやっていますよね。

逆に課金したりして。

生活がかかっているわけではありませんから、プレッシャーはないはずです。

実際、ゲーム好きだった人に、投資で成功している人が多い気がします。

有名トレーダーのcis氏もその1人ですね。

儲けようとせず、「遊び」と割り切ってトレードすれば楽しんで損切りもできるでしょう。

買ったらそのまま株価が上昇するポイントをひたすら勉強する

当たり前のことを書くなと言われてしまいそうですが、

やはり、株を「買う位置」は重要です。

デイトレードにせよスイングトレードにせよ、

利益が出て直ぐ売るなら、

上昇中の銘柄に飛び乗るしかないわけです。

だから、自ずと方法は絞られてきますよね。

デイトレードなら例えば、

株価ランキングに登場してきて、まだ上昇中の銘柄に上手く乗るとか…。

逆バリや、値動きがない銘柄を買ってじっと待つ。という手法とは違うやり方をとることになります。

従って、買って直ぐ下がったら、

予定外のハプニングと言ってもいいわけですから、潔く売ってしまうことが出来る精神状態にもなれます。

勉強から来る自信が、煩悩を抑えてくれるのです。

煩悩に操られないための訓練をする

煩悩をコントロールする方法には昔から伝えられている、いろいろなやり方があります。

瞑想

瞑想は、思考を整理整頓してくれます。

汚い散らかった部屋では勉強しにくいのと同じで、

脳内の思考が散らかった部屋状態では、トレードの時の判断力が鈍ってしまいます。

瞑想によって、必要のない思考を捨てていくことによって、より投資にだけ集中できるようになるでしょう。

瞑想を続けると脳の海馬が大きくなり、扁桃体という情動反応を司る部分の活動を抑えるので、動揺や恐怖心に対する反応を和らげられる。

という研究結果があります。

アファメーション

アファメーションは、潜在意識に植え付ける「自己暗示」の方法です。

ここでなら、

「私は素早い損切りで莫大な資産を積み上げた。」(1例)

などと言う言葉を、毎日毎日、無意識まで届くように唱え続けて、

無意識が、真実だと騙されるまで続けるという方法です。

潜在意識が表面近くまで浮かび上がってくる、寝る前や朝起きたばかりの時に、10回唱える、などやり方があります

酔っ払っても無意識に家に帰って、気がついたら家のベッドの上にいた。

それと同じように、恐怖も辛さもなく無意識に損切りし、無意識に上昇中の株を、何の期待もなく買い、何の期待もなく利益確定できるようになる。

何の感情もなく無意識にトレードして、気がついたら利益が積み上がっていた。

そんなふうに自分を変えていくのです。

紙に書く

紙に書き出すことも、煩悩の整理整頓です。

紙に書いて忘れる

これをすると、脳のワーキングメモリの空きができるのだそうです。

ようは、頭の片隅のあるもので気が散らなくなる。

やってみて損はありません。

株式投資での損も減らせることでしょう。

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