株価が上昇し続けて日数が経過していても、買って大丈夫なのか?

上昇のスタート地点からすでに、50%も60%も株価が上がっていると、

「いい加減そろそろ終わるだろ。」

なんて考えてしまいますが、その中に、100%、200%と上がっていく銘柄が混ざっているという事実は疑いようがありません。

ということは、「上がった株」を買うほうが、

「上がるかもしれない株」を買うよりも、

なんだか上に行く確率が高いような気がしませんか?

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株価上昇のスタート地点から日数が経過しても買って大丈夫か

6ケ月で2倍以上になる銘柄数が全市場(3,491)の中で157銘柄あるという調査の結果から、今回はもう少し掘り下げてみたいと思います。

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半年で2倍になるということは、もしも、上昇のスタート地点で上手く買うことができれば大勝ちできます。

しかしそんな幸運はなかなかありません。

株価がかなり上がってしまってから買ってもまだ上がる

たとえば、上昇スタート時の、10%〜20%上昇時、短期狙いのトレーダーがぐっと注目しますが、そこからまだまだ株価は上昇しつづけ、100%(2倍)上昇に近づいても、まだまだ上がり続ける。

半年で2倍になる銘柄数を知った今、それは確信出来ます。

すなわち、ガンガン上がり過ぎていると思われる銘柄でも、まだその位置から買える銘柄がずいぶんあると考えられます。

大きく上昇する銘柄を買って勝つ確率を上げるには上昇日数に注目してみると! 

半年で2倍以上になる157銘柄の中で『上昇期間』の密集している期間はどの辺りでしょう。

2倍以上になった銘柄の上昇日数分布

  •   1〜  5日→  2
  •   6〜10日→10
  • 11〜20日→16
  • 21〜30日→10
  • 31〜40日→20
  • 41〜40日→13
  • 41〜60日→16
  • 61〜60日→10
  • 61〜80日→21
  • 81〜90日→16
  • 91〜100日→12
  • 101〜110日→6
  • 111〜120日→4 

調査データによると6〜100日辺りで、満遍なく分布していますが100日を越えると減っています。 

この調査から、どのような投資スタイルをとるかは、それぞれの判断になりますが、100日を過ぎると倍以上になる銘柄が減ってくるという事です。

ということは、上昇スタートから100日目以降に買いを入れるのは多少、リスクがあるとも言えますね。(ゆっくり上昇している銘柄でも100日過ぎると下がり始める銘柄が増える) 

ここからは自己暗示のためのイメージトレーニングですよ。

上昇スタート(ここでは大出来高大陽線)から

  • 5日過ぎてから買ってもまだ上がる銘柄は155もある!
  • 10日過ぎてから買ってもまだ上がる銘柄は145もある!
  • 20日過ぎてから買ってもまだ上がる銘柄は129もある!
  • 30日過ぎてから買ってもまだ上がる銘柄は119もある!
  • 40日過ぎてから買ってもまだ上がる銘柄は99もある!
  • 50日過ぎてから買ってもまだ上がる銘柄は86もある!
  • 60日過ぎてから買ってもまだ上がる銘柄は69もある!
  • 70日過ぎてから買ってもまだ上がる銘柄は59もある!
  • 80日過ぎてから買ってもまだ上がる銘柄は38もある!
  • 90日過ぎてから買ってもまだ上がる銘柄は22もある!
  • 100日過ぎてから買ってもまだ上がる銘柄は10もある!
  • 110日過ぎてから買ってもまだ上がる銘柄は4もある!

それにこれらの銘柄には、上昇しているという事が『業績がいい』という証明になっているワケだ‼︎

下げ過ぎた株を買う時の『この業績でこんなに株価が低いなら買い』という推測をしなくていいのだ。

だって見たとおり上がっているのだから。

だから、上昇スタートから、例えば30日上げてきていてもまだまだ買って大丈夫‼︎

と言えるでしょう。

日数調査を振り返って

2倍以上になる銘柄のそれぞれの日数も、ほんとうに一週間ほどで上り詰める銘柄もあれば、100日くらいかかって上昇する銘柄も平均的に存在することが分かりました。

したがって、

日数よりもどこまで上がったラインで買うかが、キーポイントだなと感じています。

例えば50%上がった時を狙って、その中から100〜200%になるであろう銘柄を買う!

というような。

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株価が2倍以上になる銘柄数の調査(2019年5月17日までの半年間)

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